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発足したばかりの安倍政権への失礼なコラム

 今日の産経新聞「正論」欄に評論家、拓殖大学大学院教授・遠藤浩一の『「安全運転」だけの内閣でいいか』と題したコラムが載っていた。これは、Webにも載っていたので下記する。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121227/plc12122703080003-n1.htm
 『第2次安倍晋三内閣が発足した。熟慮を重ねた人事の狙いは、来夏の参議院選挙までは外交・安全保障などでは「安全運転」を心がける一方で、経済再建に全力を傾注し、実績を上げて選挙に臨み、“ねじれ”を解消しよう、ということのようである。

 ≪政権維持が自己目的化しては≫
   (省略)
 ≪「古い自民」の轍踏んだ民主≫
   (省略)
≪安倍氏は所信を訴え続けよ≫
 その意味でも、「安全運転」とか「まずは経済」といった安易な便宜主義は曲者(くせもの)だ。国民に対して、勇気をもって自らの所信を、不断に、愚直に訴え続けることこそ肝要ではないか。

 さて、戦後一度首相を退いて再びその座に返り咲いたのは、昭和23年秋の第2次吉田茂内閣以来である。吉田氏は翌24年1月の総選挙で民主自由党を圧勝させ第3次内閣を発足して以降、復興と主権回復という難事業と、本格的に取り組むこととなるわけだが、このとき彼は、選挙での勝利に満足せず、民主党を分断して犬養健氏らの政権への取り込みをはかっている。保守合同によって「政局の長期安定を確保し、国家再建をなしとげたい」(『回想十年』)と考えたのである。

 安倍氏にとっても国家再建が究極の政治課題である筈(はず)だ。その前提として「政局の長期安定」が必要なのであり、そのためにいまのところ「安全運転」に徹するということだろう。しかし、自民党と公明党という枠組みの復活が、果たして「政局の長期安定」を保証するだろうか。安倍氏の構想する「国家再建」を実現することになるだろうか。

 自公政権の復活は、言ってみれば3年4カ月前の「古い政権」の再現でしかない。むしろ「維新の会」などを巻き込むかたちで保守政党の合同を実現することによって、はじめて国家再建への展望が拓(ひら)けるのではないかと思われるのだが、「安全運転」の自己目的化はその芽を摘むことになりはしないか? そんなこと、新首相は、百も承知だとは思うが。


 これを読んで驚いた。「安全運転」という言葉が突然出て来ているが、組閣人事を見てそう思ったよう見えるが、そうかどうかよくわからい。「政権維持が自己目的化しては」などと書いているので、安倍政権は、安全運転をして何もしないのではないかと疑心暗鬼ようである。安倍政権は、昨日組閣したばかりでないも行動を起こしていない。こういう状況のときに『「安全運転」だけの内閣でいいか』というコラムが出て来たことに呆れてしまった。
 安倍氏は、戦後レジュームの脱却を目指しての再登場である。「安全運転」で政権維持を図るようなら再登場しなかっただろう。安倍政権に対する大変失礼なコラムである。

 「自公政権の復活は、言ってみれば3年4カ月前の「古い政権」の再現でしかない。むしろ「維新の会」などを巻き込むかたちで保守政党の合同を実現することによって、はじめて国家再建への展望が拓(ひら)けるのではないか
と書いているが、これはとんでもない間違いである。「維新の会」は、自身は保守であると称しているようだが、保守ではない。憲法改正、集団的自衛権行使などを唱えているので、保守と勘違いしているようだけれども保守ではない。保守とは、歴史と伝統を尊重し漸進的に改革改善していくことである。ところが、「維新の会」は、新古典派経済学(新自由主義)を信奉するグレート・リセットを目論んでいる革命政党である。京都大学の藤井聡教授によると、維新の会の政策は、新古典派経済学者のミルトン・フリードマンなら80点を付けるだろうと言っており、全く保守とは異なる。
 保守の自民党(完全な保守ではないが)と維新の会が合同しても上手くいくはずがない。

 それにしても、産経新聞は、この時期にこんなコラムを載せるべきではない。良識が疑われる。



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